桜島、もともと島だった。陸続きになった土地、誰のもの?

桜島の土地について解説するアイキャッチ画像

桜島って知ってますか?

鹿児島といえば桜島です!

ということで本日は現代の活火山桜島について書いてみました!

「桜島、もともと島だったんですよ」

「え、マジで?」って思いました。

で、調べてみたら、1914年の大噴火で陸続きになったらしい。

じゃあ、新しくできた土地、誰のものなのか?

桜島、1914年に陸続きになった

🌋 1914年大正大噴火

噴火開始 1914年1月12日
陸続きになった日 1914年1月29日
瀬戸海峡の幅 約360m
瀬戸海峡の水深 約75m
噴出物総量 約2立方km
地殻沈降 最大2m
面積増加 約数平方km

📌 出典:気象庁、国立公文書館、Wikipedia

わずか17日間で、幅360m、水深75mの海峡が埋まった。

新しくできた土地、誰のもの?

で、ここが一番気になった。

新しくできた土地、誰のものなのか?

⚠️ 新土地の権利関係

結論

国有地や村に移管
新溶岩地は主に国有地として扱われた

元の島所有者の権利

訴訟記録なし
元の島所有者が権利を主張した記録は見つかっていない

移管事例

大正噴火後、神社などの所有権が西桜島村に移転した事例がある

元の島所有者じゃなくて、国や村のものになった。

民法の「不動産の付合」とは違う

「不動産の付合」とは違う扱い。

📚 民法の「不動産の付合」ルール

民法の原則 河川の中洲など自然増加地は元の土地所有者に帰属
桜島の場合 火山溶岩の大規模堆積は無主物として国有地扱い
理由 川の中洲と同等とは限らない、規模が大きすぎる

川の中洲 → 元の土地所有者のもの 火山の溶岩 → 国有地

規模が大きすぎるから、扱いが違う。

現在の桜島の土地

じゃあ、現在の桜島の土地、どうなってるのか?

🏠 現在の桜島土地状況

私有地 国立公園特別地域で約68%
国有地 残り約32%
人口 約3,100人(令和7年時点)
基準地価平均 9,210円/㎡(2025年)
坪単価 約30,446円/坪

意外と私有地が多い(68%)。

地価は坪単価約3万円で、活火山なのに普通に土地取引がある。

火山災害の補償は?

で、噴火したら補償あるのか?

🆘 火山災害特別措置法と補償

活動火山対策特別措置法

桜島は対象地域
降灰除去事業や防災施設整備が適用される

補償制度

地震保険や都道府県基金の支援金
全壊時75-100万円/人

火災保険

火山灰除去に一部対応
噴火本体は対象外

噴火本体は火災保険の対象外。

つまり、溶岩で家が焼けても、保険金は出ない。

まとめ

📋 この記事のポイント

桜島の歴史 もともと島、1914年1月29日に陸続き
大正大噴火 幅360m、水深75mの海峡を17日間で埋めた
新土地の権利 国有地や村に移管、元の島所有者の訴訟なし
民法との違い 川の中洲は元所有者、火山溶岩は国有地扱い
現在の土地 私有地68%、国有地32%、人口約3,100人
地価 坪単価約3万円、活火山でも土地取引あり
噴火補償 火災保険は噴火本体対象外、支援金75-100万円

桜島、もともと島だった。

1914年の大噴火で、わずか17日間で陸続きになった。

新しくできた土地は、元の島所有者じゃなくて、国や村のものになった。

民法の「不動産の付合」とは違う扱いで、火山溶岩の大規模堆積は無主物として国有地になる。

現在の桜島は私有地68%、地価は坪単価約3万円。

活火山なのに、普通に土地取引がある。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


※宅建合格者・行政書士学習中の内容をまとめたものです。間違いがあればご指摘ください。

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