鎌倉の大仏、行ったことある?
私、7年前くらい?に行ったんですけど、めちゃくちゃ不思議だった。
建物がない。
大仏が外にそのままある。 「↓恥ずかしいので顔隠します。」

奈良の大仏は建物の中にいるのに、鎌倉は外。
「なんで?」って思って、宅建勉強してるときに調べてみた。
そしたら、700年も露座のままだった。
しかも、再建しない理由がめちゃくちゃ深かった。
もともとは大仏殿があった
まじ??
鎌倉大仏、もともとは建物の中にいたんです。
🏛️ 鎌倉大仏 基本情報
| 正式名称 | 銅造阿弥陀如来坐像 |
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号 |
| 管理者 | 高徳院(浄土宗の寺院、宗教法人) |
| 土地所有 | 高徳院の完全所有(借地ではない) |
| 国宝指定 | 1958年 |
| 史跡指定 | 2004年「鎌倉大仏殿跡」 |
| 大仏の高さ | 約11.3m |
| 建立 | 鎌倉時代(13世紀) |
📌 出典:文化庁 文化遺産オンライン
鎌倉時代に建立されたとき、大仏は大仏殿の中にいた。
大仏殿、どれくらいの規模だったの?
これ、調べてみたらマジでデカかった。
📏 鎌倉大仏殿の推定規模
| 幅(桁行) | 約43.9〜45m |
| 奥行き(梁行) | 約42.4〜42.5m |
| 高さ | 約40m |
| 構造 | 五間四面堂宇、裳階付き木造建築 |
| 中央柱間 | 8.2m |
| 参考:奈良東大寺大仏殿 | 幅57m、奥行50.5m、高さ49m |
📌 出典:文化庁の復元研究、発掘調査
奈良の東大寺大仏殿より一回り小さいけど、それでもめちゃくちゃデカい。
幅約45m、高さ約40mって、10階建てのビルくらい。
大仏殿が消えた理由
で、この大仏殿、どうなったのか?
自然災害で倒壊した。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 13世紀 | 鎌倉大仏建立、大仏殿内に安置 |
| 1369年(応安2年) | 大風で倒壊 |
| 1486年頃 | すでに露座状態と記録 |
| 1498年(明応7年) | 大地震・津波 |
| 1486年以降 | 再建されず、露座が定着 |
| 現在 | 700年以上、露座のまま |
1369年の台風で倒壊、1498年の地震・津波でさらにダメージ。
発掘調査でも、1369年以降の再建跡は見つかってない。
つまり、1369年以降、ずっと露座のまま。 「↓大仏近くの🌲神秘的だった」

なんで再建しないの?
ここが一番面白い。
再建しない理由は3つ。
⚠️ 大仏殿を再建しない理由
理由①:文化財保護法の景観規制
国宝指定(1958年)、史跡指定「鎌倉大仏殿跡」(2004年)により、周囲の景観改変が厳しく規制される。
建物を建てるには文化庁の許可が必要で、ハードルが高い。
理由②:数十億円の費用
高さ40m、幅45mの木造建築を再建するには、数十億円の費用がかかる。
宗教法人の資金力では現実的ではない。
国からの直接補助金もない。
理由③:露座が観光資源として定着
700年も露座が続いてるから、もはや「露座の大仏」がブランド化してる。
建物があったら、逆に違和感。
観光客も「外にある大仏」を見に来てる。
この3つが複合的に絡んで、再建されない。
奈良の大仏との違い
じゃあ、なんで奈良の大仏は建物があるのか?
| 項目 | 鎌倉大仏 | 奈良大仏(東大寺) |
|---|---|---|
| 建立 | 13世紀(鎌倉時代) | 8世紀(奈良時代) |
| 大仏殿倒壊 | 1369年、1498年 | 1567年、1707年(雷災・火災) |
| 再建 | ❌ なし | ✅ 江戸初期(徳川家光の寄進) |
| 背景 | 地方寺院、資金不足 | 国家事業、将軍の財力 |
| 現在 | 700年以上、露座 | 現存(江戸期の再建) |
奈良は国家事業として、徳川家光が莫大な資金を投じて再建した。
鎌倉は地方寺院だから、そこまでの資金力がなかった。
土地の権利関係は?
これも調べてみた。
鎌倉大仏の土地、高徳院の完全所有。
借地じゃない。
🏠 土地の権利関係
| 土地所有者 | 高徳院(宗教法人) |
| 所有形態 | 完全所有(借地ではない) |
| 借地権 | なし(定期借地権も普通借地権もなし) |
| 地上権 | なし |
| 固定資産税 | 非課税(宗教法人の寺院用地) |
| 国からの補助金 | 直接補助金なし |
つまり、土地の権利関係は複雑じゃない。
再建しない理由は、土地じゃなくて、費用と文化財保護法の規制。
まとめ
📋 この記事のポイント
| もともとの状態 | 鎌倉時代、大仏殿内に安置 |
| 大仏殿の規模 | 幅約45m、奥行約42m、高さ約40m |
| 倒壊 | 1369年台風、1498年地震・津波 |
| 再建しない理由① | 文化財保護法の景観規制 |
| 再建しない理由② | 数十億円の費用と資金力不足 |
| 再建しない理由③ | 露座が観光資源として定着 |
| 土地の権利関係 | 高徳院の完全所有、借地ではない |
| 奈良大仏との違い | 奈良は国家事業で再建、鎌倉は資金不足 |
鎌倉大仏、700年以上も露座のまま。
理由は、文化財保護法の景観規制と、数十億円の費用負担。
それに、もはや「露座の大仏」がブランド化してる。
建物があったら、逆に違和感。
最後まで読んでくれてありがとうございました。(感慨深い。。。)
【関連記事】
・スペースワールド、黒字なのに閉園した理由。新日鉄との契約更新不調
・お台場の大江戸温泉、なぜ閉店?借地権の契約満了が理由だった
※宅建合格者・行政書士学習中の内容をまとめたものです。間違いがあればご指摘ください。


コメント