56年ぶり新築百貨店が大コケ…高崎スズラン売上7割減の衝撃【前編】

高崎スズラン 新築百貨店 売上7割減 2026 現況調査

高崎スズラン百貨店、2024年2月に新店舗オープン。

56年ぶりの新築。

キレイなビル、最新設備、期待しかなかった。

でも、1年後の売上、前年比7割減。

「えっマジで?」って思った。

高崎スズラン、2024年2月に新店舗オープン

🏬 高崎スズラン 基本情報

創業 1830年(すかや本店)
旧店舗 地下2階・地上8階、19,000㎡
旧店舗閉店 2024年1月31日(56年の歴史に幕)
新店舗 地下2階・地上5階、約9,500㎡
新店舗オープン 2024年2月29日
土地 自社所有

店舗面積、半分に縮小。

衝撃の数字:売上7割減

で、1年後の結果。

📉 2025年8月期の実績

売上 前年比7割減
客数 6割減
投資額 数十億円規模(推定)
回収期間 想定外の長期化

売上7割減、客数6割減。

これヤバい。

時系列:何が起きた?

時系列で整理してみる。

年月 出来事
2017年 耐震診断で「震度6強で倒壊」判明→建替決定
2020年 高崎市から「優良建築物整備事業」認可
2022年8月 新店舗着工(隣接地)、旧店舗解体開始
2024年1月31日 旧店舗56年ぶり閉店(1830年創業・すかや本店も終了)
2024年2月29日 新店舗オープン(第一期)
2025年8月期 売上前年比7割減、客数6割減
2029年予定 旧店舗跡に19階タワマン+空中デッキ完成

56年ぶりの新築が、1年で大コケ。

失敗の3大要因

なんでこんなことになったのか?

❌ 失敗の3大要因

失敗①:昭和の百貨店感喪失

旧店舗:ごちゃっとした8階建て、昭和感満載
新店舗:モダンな4階建て(実質5階)
地元客「なんか違う」で離脱

失敗②:車社会高崎での立地ミス

旧店舗:駅前+豊富な駐車場
新店舗:さやもーる裏路地+駐車場激減
「わざわざ行かねえ」

失敗③:催事場コンパクト化の致命傷

地方百貨店の生命線=年に数回の大型催事
新店舗では催事場が小さすぎて開催不可
百貨店らしさ消滅

特に、催事場の縮小が致命的だった。

旧店舗 vs 新店舗

具体的に比較してみる。

項目 旧店舗 新店舗
階数 地下2階・地上8階 地下2階・地上5階
面積 19,000㎡ 約9,500㎡
半分
立地 駅前 さやもーる裏路地
駐車場 豊富 激減
催事場 大型催事開催可能 小規模、開催不可
雰囲気 昭和の百貨店感 モダン(4階はサウナ・ジム)

コンパクト化が裏目に出た。

街歩きチェックポイント

現地に行ったら、ここをチェック。

🚶 街歩き観察ポイント

チェック①:新店舗4階「サウナ・ジム」の客入り

百貨店なのにサウナ・ジム
客入り具合で苦し紛れ感を確認

チェック②:旧店舗跡の工事進捗

2029年完成予定の19階タワマン
フェンス看板で計画確認

チェック③:さやもーる商店街の客足

新店舗がさやもーる裏路地にある
商店街自体の衰退度を確認

チェック④:新旧店舗間の動線

2029年完成予定の空中デッキ
現状の動線の悪さを実感

あなたなら、どう評価する?

まとめ

📋 この記事のポイント

高崎スズラン新店舗 2024年2月オープン、56年ぶり新築
1年後の結果 売上7割減、客数6割減
失敗① 昭和の百貨店感喪失、地元客離脱
失敗② 車社会高崎で立地ミス、駐車場激減
失敗③ 催事場コンパクト化で百貨店らしさ消滅
店舗面積 19,000㎡→9,500㎡(半分)
2029年計画 旧店舗跡に19階タワマン+空中デッキ

高崎スズラン、56年ぶりの新築が大コケ。

売上7割減、客数6割減。

失敗の3大要因:

  1. 昭和の百貨店感喪失
  2. 車社会高崎での立地ミス
  3. 催事場コンパクト化

コンパクト化が、完全に裏目に出た。

次回【後編】では、「借地なら終わったのに…自社所有で地獄を見た」という視点で、土地権利関係を深掘りします。

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※宅建合格者・行政書士学習中の内容をまとめたものです。間違いがあればご指摘ください。

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